LINE PAYでは定期的に大幅還元のキャンペーンを行っていますが、その時私がよく頂く質問の1つに「タバコやお酒は還元対象になりますか?」というものがあります。
そこで今回はLINE PAYのキャンペーンでタバコやお酒が還元対象になるのかについてみていきます。
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LINE PAY(ラインペイ)のキャンペーンでタバコやお酒は還元対象になるの?
LINE PAYのキャンペーンでお酒やタバコが還元対象になるかですが、結論を先に書くと非常にグレーです。
まず、キャンペーンページをみてみるとページ下部に毎回、以下のような注意書きがされています。
「キャンペーン対象外について」という項目をみると必ず「お酒とタバコは対象外になる場合がある」と記載されているのです。
しかし、実際はキャンペーンの還元が行われている
ところがTwitterをみてみると実際はLINE PAYのキャンペーンでタバコを買ったが還元されたという声を非常によく聞きます。
セブンイレブンでタバコ2個をLINE Payで決済したら
184円分ボーナスチャージされちゃう♪
実質タバコ1個368円で買えちゃう事になる。結構得なんだな pic.twitter.com/7YZVRO5l7D
— 大巨匠@CT9W (@vikingkyosho) 2019年7月10日
何度もスミマセン。3月のPayトクの計算してみたら、なんとタバコ購入分も20%還元されてました。やっぱり、LINE Pay ボーナスでの還元だとタバコ等でも還元されるのかもしれません。
— kazulife (@kazulife) 2019年5月31日
以前は実際に還元されていない時期もあったそうなのですが、2019年3月のペイ得辺りからはタバコの購入分も還元されているという意見がほとんどで、私自身はタバコは吸わないもののTwitterでフォロワーさんからお話を伺う限りほぼ皆様タバコも還元されたと話されています。
また、お酒に関してもタバコ同様にキャンペーン分がしっかりと還元されています。
お酒やタバコは値引き禁止じゃないの?
よく聞く話として、「お酒やタバコは値引きが禁止されている!だから還元は受けられないんじゃないの?」という話があります。
実際に調べてみるとタバコの場合は、以下のように法律で規定されています。
第三十三条 会社又は特定販売業者は、その者の現に販売をしていない品目の製造たばこ(その者が自ら製造し、又は輸入するものに限る。以下この条において同じ。)の販売をしようとする場合においては、当分の間、政令で定めるところにより、その品目ごとに一の小売定価を定めて、当該製造たばこを製造場から移出し、又は輸入する時までに、大蔵大臣の認可を受けなければならない。
2 会社又は特定販売業者は、既にその者が前項及びこの項の認可を受けて販売をしている製造たばこがある場合において、当該認可に係る小売定価を変更しようとするときは、政令で定めるところにより、その実施の時期を定めて、あらかじめ、大蔵大臣の認可を受けなければならない
難しい言葉で書かれていますが、要するに「価格を変更する場合は国の許可を取りなさいよ」という意味です。
お酒に関しても改正酒税法と改正酒類業組合法という法律で「正当な理由」なく、酒類を原価を下回る価格で「継続して販売する」ことは制限されています。
「じゃあなんでコード決済の還元が受けられるの?」と言われると正直なところは不明です。
システム的な問題の可能性も…
以前、別のコード決済で出た話なのですが、お店の決済システムの関係で「会計の内の一部のみを還元対象から外す」ということがまだ技術的に難しい側面があるようです。
LINE PAYもこれに該当するかはわかりませんが、こういった問題が絡んで実際はNGにも関わらず、承認してしまっている面があるのかもしれません。
まとめ
以上、LINE PAYのキャンペーンでタバコやお酒が還元対象になるかどうかでした。
キャンペーンページを見る限りNGになっていることが多いですが実際の所は還元されることがほとんどです。
ただし、LINE PAYのキャンペーンを使ってお酒やタバコの還元を受けるのはあくまでもグレーです。今後制限される理由もある為、注意が必要です。
一方でPayPayであればキャンペーン対象外にお酒やタバコを設けていないことが多い為、お酒やタバコで確実に還元を受けたいという場合はPayPayのキャンペーンを上手く利用した方が確実でしょう。