今回はLINE PAYと楽天ペイについての比較です。
「LINE PAYか楽天ペイ、どちらかを導入したいがどう違うの?」、「どちらがお得なの?」、「使えるお店って違うの?」、「併用した方が良いの?」とお悩みの方は参考にしていただければと思います。
Contents
LINE PAYと楽天ペイの還元率を比較
まず、LINE PAYと楽天ペイの還元率を比較していきます。
LINE PAYの還元率
LINE PAYではマイカラーや決済方法により、還元率が異なります。
例えばコード決済であれば最低でも3.5%、最高で5.0%が還元されますが、LINE PAYカードやQUICPay払いであれば0.5~2.0%しか還元されません。
具体的には以下の表をご参照ください。
マイカラー | コード決済 (2019/07まで) | LINE PAYカード QUICPay |
ホワイト | 3.5% | 0.5% |
レッド | 3.8% | 0.8% |
ブルー | 4.0% | 1.0% |
グリーン | 5.0% | 2.0% |
楽天ペイの還元率と楽天ペイで支払う流れ
一方の楽天ペイはLINE PAYと還元率や還元方法が少し異なります。
LINE PAYはアプリに現金をチャージして使いますが、楽天ペイはアプリにクレジットカードを登録し、登録したクレジットカードで支払います。
↓
楽天ペイでの支払いはこの流れで行われます。
楽天ペイの還元率はどうなるの?
楽天ペイで支払った場合、クレジットカードで支払うよりも0.5%お得になります。例えば、楽天カードを使って支払った場合を例に以下で比較してみます。
楽天ペイに楽天カードを登録 | 楽天カードで普通に支払い | |
還元される流れ | 楽天ペイに楽天カードを登録 ↓ 店頭で楽天ペイのアプリからバーコードを提示して支払い ↓ 楽天ペイのアプリを利用することで0.5%が還元 ↓ 後日、クレジットカード使用分として更に1.0%が還元 | 楽天カードを店頭などで提示 ↓ 支払い ↓ 後日、クレジットカード使用分として1.0%が還元 |
合計還元率 | 楽天ペイ+楽天カード ↓ 合計1.5%の還元 | 楽天カードのみ ↓ 1.0%の還元 |
ちなみに楽天ペイで貯まるポイントも楽天スーパーポイントの為、使える用途が広く貯まったポイントが使えないという心配はありません。
LINE PAYと楽天ペイはどちらがお得なの?
LINE PAYと楽天ペイですがコード決済で支払った場合の基本還元率はLINE PAYの方がお得です。
LINE PAY | 楽天ペイ | |
コード決済の還元率 | 3.5~5.0% | 0.5%+クレジットカード ↓ 楽天カードだと基本は1.5% |
ただし、楽天ペイの還元率を上げる方法もいくつかあります。具体的には以下の2つが代表的です。
Kyashを支払い元のカードに登録するとお得
楽天カードの支払い元にKyashというプリカを登録しておくことでポイントの三重取りができ、合計で3.5%の還元を受けることができます。
3.5%の還元であればLINE PAYのマイカラーホワイトと同等レベルの還元です。
Kyashについて詳しく知りたいという方は以下の記事をご参照ください。
⇒Kyashの特徴とコード決済ユーザーがKyashを併用した方がよい理由(記事準備中です)
キャンペーンを利用する
楽天ペイでも多くのキャンペーンを展開されることがあり、そのキャンペーンを使うことでお得に還元が受けられます。
例えば、今であれば2019/7/1まで楽天カードを楽天ペイの支払い元に登録すれば5%還元というキャンペーンが展開されています。
※https://pay.rakuten.co.jp/campaign/2019/0515_card/?scid=wi_rpay_154_shopより
こういったキャンペーンを上手く利用すれば時期によってはLINE PAYよりもお得に買い物ができることがあります。
各社の最新キャンペーンや各コード決済の還元率に関しては以下のページでまとめていますので、お得に買い物をする為にこちらのページもご活用ください。
⇒現在のコード決済各社の還元率一覧と最もお得なコード決済はこちら!
還元率に関する結論
還元率に関しては基本的に「LINE PAY>楽天ペイ」とLINE PAYに軍配がありますが、キャンペーンによっては楽天ペイの方が優秀になることもあります。
また、楽天ペイで貯まるのは楽天スーパーポイントなので、楽天スーパーポイントを貯めたい方は主に楽天ペイを使うというのもありです。
LINE PAYと楽天ペイの使えるお店を比較
次にLINE PAYと楽天ペイの使えるお店を比較していきます。
まず、大きい所ではセブンイレブンが7月1日よりLINE PAYの導入を発表しましたが、楽天ペイに関しては導入を発表されていません。
また、この他にも以下のお店はLINE PAYしか対応しておらず、これらのお店によく行かれる方はLINE PAYがオススメです。
それに対して、楽天ペイでは以下のようなお店で支払いに対応しています。
引越サービスの他に丸善ジュンク堂でコード決済の恩恵が受けられるのは嬉しいところではないでしょうか。
また、ノエビアスタジアム神戸や楽天生命パーク宮城では完全キャッシュレス化が進められており、ここでは楽天ペイを使ってお得に買い物ができます。
楽天生命パーク宮城の完全キャッシュレス化にともない、
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家電量販店では「LINE PAY>楽天ペイ」
LINE PAYが楽天ペイに比べて優れているカテゴリーの1つに家電量販店があります。
LINE PAYでは以下の7つの家電量販店に対応しています。
一方、楽天ペイの場合は以下の3つのみです。
家電は購入単価が高くなりやすいため、コード決済の恩恵が最も感じられやすいカテゴリーの1つです。
コード決済を使って家電を買いたいという方は楽天ペイよりもLINE PAYを選んだ方が恩恵を受けやすいでしょう。
まとめ
以上、LINE PAYと楽天ペイの比較でした。
コード決済をまだ使ったことがない方であれば個人的には以下の理由から楽天ペイよりもLINE PAYの方がオススメです。
楽天ペイが使えるお店に関して丸善ジュンク堂など一部LINE PAYが使えないお店もありますが、コンビニやドラッグストア、コード決済を導入している飲食店や居酒屋などでは基本的に楽天ペイに対応していればLINE PAYも使えます。
もし、より多くの店舗でコード決済を使いたいというのであれば、楽天ペイよりもPayPayを導入する方が良いです。
慣れてくれば併用がオススメ
コード決済に慣れてくれば楽天ペイとLINE PAYを併用するのはありです。
その理由は楽天ペイも最近ではキャンペーンに力を入れている為です。
例えば対象店舗で10%還元してくれたり、支払い元を楽天カードにすれば5%還元してくれるといったキャンペーンも展開しています。
キャンペーンやお店によって使い分けるのがコード決済でお得に還元を受ける上で最も大切なので、なれてくれば両社を併用しお店や時期に応じて使い分けるようにしていきましょう。