楽天市場のイベントで18日の『市場の日(ご愛顧感謝デー)』と『5と0のつく日』がありますが、この2つの違いについて質問を受けることが多いです。
そこで今回はこの2つのイベントでどちらがお得か、どのように使い分けると良いかを初心者の方にも分かりやすく解説していきます。
会員ランク毎にどっちが得かは違う
18日か5と0のつく日、どちらがお得かは会員ランクにより異なります。
というのも5と0のつく日は一律で+2%なのに対して18日は会員ランクに応じて0〜3%の上乗せが適用されるためです。
ただし、会員ランク毎に微妙な違いや注意点もあるのでここからより詳しく紹介していきますね。
ダイヤモンド会員の場合
ダイヤモンド会員の場合は18日が+3%上乗せのため、5と0のつく日よりも18日の方が基本的にはお得です。
ただし、5万円以上の高額商品を購入する場合は注意が必要。というのも18日の還元上限は1,000ポイントのため税抜33,400円の購入で上限に到達します。
もし5万円以上の商品を買う場合は18日よりも5と0のつく日を狙った方が上限の関係でお得になるため、この点だけ意識しておきましょう。
プラチナ会員の場合
プラチナ会員の場合は18日、5と0のつく日ともに+2%の上乗せなので還元率は変わりません。
ただし、支払い方法によっては違いが出るため注意が必要。
というのも5と0のつく日は楽天カード関連で支払わないと+2%の上乗せが適用されませんが、18日は支払い方法に関わらず+2%が上乗せされます!
楽天ポイントや楽天カード以外のクレジットカードで支払いたい場合は5と0のつく日ではなく18日を狙うと良いでしょう。
ゴールド会員の場合
ゴールド会員の場合は18日が+1%なのに対して、5と0のつく日が+2%なので18日を選ぶ理由は特にありません。
楽天カード以外で支払いたい場合は18日を狙っても良いですが、基本的には5と0のつく日を狙うのがおすすめです。
レギュラー・シルバー会員の場合
レギュラー会員・シルバー会員は18日の上乗せは0です。
この2つのランクの人は5と0のつく日、あるいは他のイベントを狙うようにしましょう。
支払い方法によってどっちが得かを比較
次に支払い方法に応じてどちらが得かを比較してみます。楽天市場で使う主な支払い方法は以下の4つが挙げられるので支払い方法毎に違いを見てみますね。
■楽天市場の主な支払い方法
- 楽天カード
- 楽天プレミアムカード
- 楽天カード以外のカード
- 楽天ポイント
楽天カード・プレミアムカードで支払う場合
楽天カードや楽天プレミアムカードで支払う場合の上乗せは以下のようになります。
この場合はダイヤモンド会員のみ18日がお得。
プラチナ会員はどちらでも同じでゴールド以下の人は5と0のつく日を狙えばOKということになります。
楽天カード以外のカードで支払う場合
楽天カード以外だと上乗せの状況が少し変わってきます。
5と0のつく日は楽天カード関連で決済しないと上乗せされないので、会員ランクに関わらず上乗せは無し。
反対に18日は支払い方法に関係なく、会員ランクに応じて一定の上乗せが受けられるので楽天カード以外で支払う場合は18日を狙いましょう。
楽天ポイントで支払う場合
楽天ポイントで支払う場合の上乗せも先ほどと同様です。
この場合も5と0のつく日は上乗せなし。
それに対して18日は会員ランクに応じて最大+3%が上乗せされます。
還元上限によってお得度を比較
ここまで紹介したように18日か5と0のつく日、どちらで買い物するかは会員ランクと支払い方法に応じて選べばOKです。
ただし、高額商品を買う人(特に5万円を超える場合)はもう1点だけ【還元上限】にも注意する必要があります。
還元上限は18日が1日で1,000ptなのに対して5と0のつく日は月に3,000ptまで還元されます。
上限到達額を一覧にするとこの表のようになり、ここを超えると18日の+1〜+3%のポイントは上乗せされません(上限1,000ptの還元でストップ)
例えばダイヤモンド会員の人が税抜3万円の商品を買う場合。
この場合は18日が900pt、5と0のつく日は600ptの還元なので18日を狙う方がお得です。
それに対してダイヤモンド会員の人が税抜6万円の商品を買う場合。
この場合は18日が上限の1,000ptなのに対して5と0のつく日は1,200ptが還元されます。
高額商品の場合は上限の関係からこういった逆転が起こるので注意しましょう。
5と0のつく日の上限ですが、こちらは1ヶ月で合計3,000ptまでの還元です。
1ヶ月15万円の買い物で上限に到達するのでその月に高額商品を買っている場合はこちらも注意しましょう。
その他のイベントとの比較
ここまでで18日と5と0のつく日の比較を詳しく紹介しましたが、最後に楽天市場の他のイベントと比べるとどう違うかをザックリみていきます。
1日(ワンダフルデー)との比較
毎月1日は楽天市場でワンダフルデーが開催されますがこちらは『合計3,000円以上買うと+2%』が還元されるイベント。また、リピート品はさらに+1%が上乗せされ合計+3%が還元されます。
リピート以外の商品を楽天カードで支払った場合、還元率を比較すると以下のようになります。
基本的にダイヤモンド会員は18日の市場の日。プラチナの人は好きな日程。
ゴールド以下の人は5と0のつく日かワンダフルデーを狙うと良いでしょう。
1日は合計3,000円以上買わないと+2%の上乗せが適用されません。買い物額が3,000円未満の場合は1日を狙わないようにしましょう。
18日とお買い物マラソンの比較
お買い物マラソンと18日はイベントの質が少し違うので買いたい商品によって使い分けるのがおすすめです。
お買い物マラソンは購入した商品数に応じて最大10倍(+9%)のポイントが還元されます。
多くの商品を買いたい人にはお得なのですが、その反面買いたい商品が少ない人には恩恵が少ないイベントと言えます。
ダイヤモンド会員の人を例に見ていくと18日は一律で+3%。それに対してお買い物マラソンは4ストアで買うと+3%が還元されます。
このため、買いたい商品が4つ以上ある人はお買い物マラソンを。そうでない人は18日を狙うのがおすすめです。
まとめ〜18日か5と0のつく日はどっちが得?
最後に今回の要点を整理しておきます。
■ダイヤモンド会員■
- 18日の方がお得
- ただし、5万円以上買う場合は5と0のつく日
■プラチナ会員■
- お得度は同じ
- 楽天カード以外で払うなら18日
■ゴールド・シルバー会員■
- 基本的には5と0のつく日狙い
- ゴールド会員のみ楽天カード以外で払うなら18日も検討
まとめるとこんな感じですね。会員ランクや支払い方法によって違いはありますが、基本はこのポイントを押さえて選べばOKです!
また、18日と5と0のつく日はどちらもエントリーが必要で、特に18日は買い物前のエントリーが必須です。
買い物する方は必ずエントリーしてから行うようご注意くださいね。